この写真、落差10m近いある砂防堰堤の写真。
なんでこんなとこ?
おちてくる流れの右下・・・
こちらはその拡大写真。
弓なりになってる黒い物体・・・
実はこれ、イワナ・・・
下の白泡の中から次々とジャンプしているのです。
高さにして7、80cmぐらいは飛び上がっている。
毎年この時期、堰堤や滝でこういう光景を目にする。
これから産卵期を迎え、場所を求めて
渓流魚たちはより上流へと遡上を始める。
そして、そこに立ちはだかる砂防堰堤。
越えられるはずもない高さなのに、何回も何回も
ジャンプを繰り返す。
人の手によって作られた堰堤に往来を遮られた渓流魚達。
しかし、この堰堤によって、守られているものもある。
『砂防堰堤』、まったくもって皮肉な人工物である。
がんちゃんがこの光景を見ながら哲学者になっている姿が目に浮かびます
イワナの生命力 活気 すごいですね。