photo by 岩ちゃん
冷たい流れの中の渓漁達もエネルギーを少しづつ吸収し始め、川底の石にへばり付く川虫も日ごとに数を増やて行く季節の訪れ。
陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也(暦便覧)
3月6日は啓蟄、冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃という意味。実際に虫が活動を始めるのはもう少し先。柳の若芽が芽吹き蕗のとうの花が咲く頃である。
春を告げる雪シロに磨かれたパーマークに会える日、解禁の賑わいに春を感じる三依人
気分は一足早い春を探しに男鹿の渓へ。
これから訪れる方へ、釣りだけでない当地での季節の感じ方をチトご紹介、
雪溶けの隙間に顔を出すふきのとうが始まると次にネコヤナギ、そして冬枯れの木々に見える白い花はこぶし、こぶしが終わると梅と桜、水仙とタンポポが同時に開きます。山々を見渡すとまだ冬枯れの木々ですが薄ピンクの山桜が、そして桜が終わると竿を投げ出しここみ採りながらの山菜が始まり、山は桜から山つつじの赤い花が誇らしげに移り替わり一斉に若葉が芽吹き本格的な渓流シーズンを迎えます。
解禁まであと20日です。
今日の日中はマイナス2℃しかない 本当に 春は 来るのでしょうか 三依は寒い。